暑さ残る日々ですね。
皆様、どんな飲み物を自分に与えながらお過ごしでしょうか?
ここで「グリーンティー!」と回答が返らないとは思いますけれど
記憶の中では「甘い甘いグリーンティー」も羽鳥には、懐かしいです。
9月9日<重陽>
奇数の最大値が2つ、重なることから「縁起が良い日」と呼ばれる、
秋の菊の花の節句。毎年めぐりくる日。いわゆる、「端午の節句」などと同じく。
節句の日。
別のいわれは「大人の雛祭り」9月9日。
こちらは意外な感じだけれど春と「対」になっている。
….という豆知識は皆様おありと思うのです
羽鳥にしては、とても珍しいことですが「この日を素敵な日にしよう」と
事前に決めて臨みました。
つまり、終始、健やかに過ごそうと。決めておりました。
熱中症の症状がようやく全て収まるタイミングでもありまして。
快適に、無理のない、素敵な午後を過ごせました
コース料理のお店へ予約を入れておくという
それだけで世界が見違えることがありますね。
初めて訪れる場所に。
Tea. お茶に纏わること。
ティーセレモニーという言葉もあれば
マリアージュフレールには、お茶についての厚い読本もありますし
Tea For Twoというタイトルも一瞬で思い浮かぶもので
素晴らしいお茶をいただきました。
お茶とは、来客の最初に出すものだから
まず疲れを癒してもらうために、冒頭に。という発想が通常と思うのですが
そのシチュエーションとだけ決まっているものでは無かったらしく
コースの終盤<お客様が最後に口にする飲み>物という位置づけのお茶が
素晴らしくて。暖かさ、香り、独創性、優しさ、飲みごたえ、お客様の自由であるという姿勢。
他の食べ物を全て「まとめる」位置付けの
私が今まで生きてきて口にした<お茶>の中で
一、二をあらそう素敵なお茶でした。呼ぶとするなら「創作茶」….(??)
他で出会うことのないお茶。ベースになるお茶は、キーマン紅茶ほど癖もない。
フルーツティーの類なのでしょうけれど独特。
お薬のようにと位置づける中国茶とは、また違う視点で。
お客様をもてなす締めくくりの部分に置かれた「お茶」
素晴らしくて。
まったく普通の紅茶ではなかった。香りを映す手法がライブになっているというか。
果実を入れてあるのですけれど
乾燥させた果実ではなく、フレッシュフルーツティーで
酸味は少なめ。温められた果実は別添えで食べることができました
飲むひとの身になって考えてある、特に嫌われる要素が何もない、けれど
この機会にしか飲めない「お茶」
羽鳥も、お茶に対する向き合い方を変えてみたくなる
素敵な2023年のTeaでした
+++追記ができそうであれば
この日のBLOGに書き足しに参ります