恩師、前島先生へ。

ハスキーな声で 猫達をたぶらかす石川氏は、私は好みません。

つまり「誘惑系」「たぶらかし系」が心の底から苦手なのでしょうね

大阪女学院という坂というか箱庭にて
一人っ子羽鳥は、もともとコミックに詳しくはなかったけれど(購読雑誌とか無かったわけですから)
個性豊かな 同級生達が「弟のおすすめマンガだよ!」「弟から借りてるコミックおすすめだよ!」
「お兄が好きなマンガなの!」とか
とにかく ”ご兄弟の好きな本”というものを ずっとずっと机に回ってくる環境にいました

よく
羽鳥の知らないタイトルを勧めてくれました。クラスメート達が。
その環境のさなかで、「万能文化猫娘」と亀ちゃんが勧めてきたときスルーしていて。
「ああ!女神様」 を勧めてきた時も 読まずにスルーしています。
 
そう「スルーする力」です

その中で私が読まなかったものが

攻殻機動隊であり
ベルセルクであり
少年ジャンプであり。特に、ベルセルクは3度は勧められたのに未読です

あらすじ はおろか、興味を一番感じられなかったのが「攻殻機動隊」です
幻想中国風なのか、傀儡子というような単語にも魅力を全く感じず
作画もストーリーも手を出さないまま。あらすじも存じず申し訳ありません


読まなかったのは「あやつり左近」もです
るろうに剣心も アニメーションの綺麗な画風に見惚れていた記憶は残るけれど

コミックは読んでいません。絵柄が殺伐とするから。 つまり少年系コミックが全滅ですね、私は

逆に好んでいた漫画は
ねこねこ幻想曲、ねこの、わたの国ぼし、チェリープロジェクト(ひとりで二人分をスケーティングするコミック)
セーラームーンの原作のふんわりとした水彩彩色の世界


好きなコミックは 透明感。 優しさ。 童話としても残酷さのないこと。 読み聞かせても心に傷の残らないこと。
救いがあるストーリーを好みます

バッドエンドものを読んでいないことは私の幸福ですね

亀ちゃんの書棚にあったのは「人魚の森」「人魚の傷」「らんま」(すべて羽鳥未読)
勝手に読んでいいよ、と勧められるも未読のままです

読んでいいよ、という言葉は
ぜひ内容を知っての意味とも取れましたが

いえいえ お気遣いなく。で 羽鳥の平和は当時から保たれました

その亀ちゃんが13歳で どうして いきなり「今日から親友になろう!」の勢いだったのか
死海文章の謎 および外伝がね、と いきなり語りかけられたのか

覚えが浅いのですけれど

その博識に「年上の人としか思えない」中学時代を過ごします

年上としか思えない厭世観、子供嫌い、それを
今になって克明に思いだす必要もないと思い込んでいたのだけれど

出逢いの時の 亀ちゃんの風情は? 「食事を取らない人。そして すぐいなくなろうとする人」という
その印象。

何も食わない、とよく言われました。
何も要らない、ともよく言われました。13歳にして。 そのころの記憶がいったん
薄れていましたけれど


「拒食症気味の 口が悪すぎる亀ちゃんの悪口を言わないで(5歳ぐらいみんなより年上だから精神年齢)」が
当時の私のスタンス


そして今になって「……???????」と首を傾げるのでした


万能文化猫娘を聴かないなんて! とか
「ぼくらの」という えげつないけれど素敵な漫画があるのになぜ読まないの? とか

熱を帯びて あらすじを布教されそうになった「ぼくらの」のアニメーションを
羽鳥が見ることはなかったです。そしてそれは今にして、きっと正しい

先ほど
額に張り付いていた何かが 「ぴょこん!」と飛んでいった気もしたけれど

羽鳥が 手に負えることではないので置いておきますね。おやすみなさい….

追伸:
かつて13歳の 旧親友が 「こどもは蹴りたくなる」 「親の愛を無条件にひとりじめ。憎い」を
発言していたのですが 

(………蹴 り た い?)

よほど虫のいどころが悪かったのでしょうと。機嫌がね。
その後も繰り返された発言でもないからと。反芻もせずにいたけれど。

確かに、降車する「自分の前のこども」を 蹴りたい と。旧親友が話したとき
「お子さんに聞こえるでしょう?!」と 咄嗟に思ったこと。だって心の声なんかじゃない

そして宝塚には、このエリアには、こどもを蹴りたい人なんて一人も住んでいないよ、と
咎める気持ちになったこと。いくら精神年齢が大人びているにせよ
言っていいことと悪いことがある。

よそさまのお子様は邪魔なんかじゃない。 そう叱責できるような、そんな凛々しい羽鳥ならよかった

どうして….
人は 30nen 近く経過した今になって 「ほんとうはすべてのお子さんを愛すようなひとじゃない」と
思い返せないといけないのか

記憶を辿らなければならなかった必然性が よく分からないけれど。

記録として残します。

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