12月1日 白い陽差し。暴露編

美少女戦士セーラームーンと
その前の「チェリープロジェクト最終回」は連載コミックスで

どれだけ当時  「なかよし」 読者の心を惹いていたことでしょう。

チェリープロジェクトの「ひとりで踊れるもの」
ひとりフィギュアスケート(二人いる想定で少女だけでも踊るもの)は

小学生の私に 美しいヴィジョンを植えつけると共に
叶 雪樹の「yumiいなくても一人で最終回までは自力で描くもの」へ繋がります
そう、途中で男性役が消えてしまっても
どういうひとだったかをイメージできれば描くことは可能、と意識を切り替えた
音大生時代の「ひとつの区分」

正義を愛して悪を断つ、のセーラームーン(友情と悪役退治)と
本来なら 四龍島シリーズは 一才の関係性を持ちませんが

単純に「叶 雪希」の原風景に
チェリープロジェクト最終回のコミックスがある
あの 鉛筆でサラッと一筆で描くような 足のラインと
「貴方といるつもりです」で一人でスケーティングする様子は

きっとロングラスティングに 私の中に残っていたのだと思います


デュオの相手役が「見えてくるかのような」スケーティング
おそらく小学校時代の私が出会ったコミックスのなかでは
もっとも美しく 軽やかで 何度も月刊誌を抱きしめるような

小学校時代の私に「チェリープロジェクト最終回」が
いちばん美しく響いていました

セレニティという女性の「晴れの海」「豊かの海」
鉛筆書きのような セル画とは全然似ていない筆致は

羽鳥の心を完全に掴んでいたから
エンディングテーマを歌ってみたり
小学校で紙に描いては ふわふわの髪を ハイウエストの裾広がりを

ずっとずっと楽しく追いかけていた気がします
絵の下手な私にとって 無事に描けた人物画はセレニティだけ。

セレニティが「ちびうさ」を授かると
ちびうさが悪の黒ドレスに豹変するあたりから私はお話を追いかけられていない気がします

月野うさぎ さんより
大きくお団子を結い上げていた「ちびうさ」が 最初は 親夫妻のミニミニ版として
登場したと思っていたのに

いつの間にか ちびうさ が 黒ドレス 黒ストッキングで
「おかーさんからお父さんを奪ってやる…….!」みたいに成長したあたりから
hatoriは読者を脱落。

エネルギーヴァンパイアを
タキシード仮面があっという間に退治してしまう、というそこに
いつも攻撃性や暴言や喧嘩や乱闘のシーンは全然なく

夢見がちな小学生には「魔法戦」のイメージが残った気がしなくもないけれど
魔法の力で
額のティアラと ステッキを授かり 悪者討伐に颯爽と出かけるなら

ヒーローもまた魔法使いなんでしょう、
ぐらいのふわっとした認識ですね

吊り橋効果で
異常な事態で何度もタイミングよく現れては 複数回 助け続けてもらえたなら
恋に落ちる。 絶対に守ってくれる人が現れた。 というシナリオに
見事に則っている感覚はありますが

現代ドラマで「危機的状況になるたびに」「同じ人が」「絶対に現れて救出してくれるなら」
絶体絶命的場面で 同じ人物が 何度でも間一髪で助けてくれて去るなら
それって 悪の組織なるもの の 攻撃想定場所/日程 を全部わかっている時点で

救出役が悪の組織と非常にグルな感じは
うっすら感じ取りますよね。現代日本………….


それならば
「どうしてこちらに現れてくださったんですか?」
「ここで活躍すれば給料が倍になるんです!指示がありまして!」 →  ×

いっそ「偶然で詳細事情はわからないけれども咄嗟に本能的に助けてしまった」のほうが
よほど恋物語になると思いますけれどね。

関連記事

  1. 皮膚の様子は「綺麗な水」を探してなだめつつ、眼科へ

  2. 梅雨入りと再起動の方法

  3. 梶浦氏には

  4. 太陽と仲良くない画像が好きなひとたち?

  5. 1月最終日。

  6. 盗撮をする人や覗き魔は、監獄で良いと考えます

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031