夜訪れる前に 池は濃紺と夜を映して。

夜訪れる前
光去る前

夜という領域が来る前に


Profond mirroirは すでに夜の世界を繰り返し 池に映す

夜訪れ
その時間前に描きをやめることを
三年繰り返す

我は女性なので
夜の領域を厭えば
輝かしい午後のうち

去る前の光惜しんで

夜映す鏡を描くこと
傾く陽を嘆いては翌日へ光を求めること

光ある時のみ
屈託なき花の精霊は 響きを紡ぐ

夜さえも映す 午後の池
あるいは洛陽へのひそかな嘆息と陽を愛でるすべての目線を



小さくも完璧な花たちへ注いだ作家を、憶えて



*

2025年
ちょうど花季は関西において
白と紫に偏りつつあるようです

”Astre Iris”  アイリスと星の虹

リスに愛あるhatori は 菖蒲の国より
深い鏡と花を覗き込んで生きます

正しき綴りはフランスの誇り
日本も漢字の正しさにこだわってゆけますよう.


なお

谷間のユリ
王家の百合

凛とした愛想のない百合に
みさかえあれ、と羽鳥は考えています

Feelとしても「宝塚の白百合」に感心してきました。比喩ではなく。

男性ツイートにいいねが時折あるのは「淡く会話ぐらいはできるのかもしれないと淡い淡い期待を込めて」

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