他者の言葉を借りるなら「美学」

良識という美学がたりない現代日本は、厭います。

羽鳥は「透明感と四季の水彩」を美学と捉えていて

油絵とは別物です。

…………..真堂先生には

あなたが[

飛蘭の生みの親でいらっしゃる限り」親愛はずっと……15歳から42に至るまで

複雑に懐かしい、深遠な世界です

四龍島という世界観の「美学」は
削ぎ落とした台詞のインパクトに集められています

ネタバレばかりで恐縮です

「大事な心は北里に置いてきたか」も……..

大事な心が、
心ここにあらずに見えたのは 銀を素通りして見えたのは
 
北里の統治は自分の役目では無いか?と飛に「守るべき都が北里」まで覚醒が進んだから、
故郷西里だけでなく北里も守護しなければならない、と自覚が痛いほど芽生えているから


守るべき都が「二国に及ぶ」ことで はがゆさ ジレンマ 集中の分散が
見られることを いずれマクシミリアンは見抜いてゆける 時差はあるけれど


………..マクシミリアンは
「飛蘭が守ろうと決めたものは守らない限り」手元へ戻ってこない性質であることを
つまり一市にだけ
安穏と腰を下ろしていられない性質であることを 他市も平穏でなければならないと駆ける性質を



理解し、愛する物語。


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