羽鳥は「人間と5メートル距離を取りたい」「人間苦手を、ますます深めつつある」わけです
PTSDが「セッキンシナイデ」であるときづいているDoctorは
いらしたわけです
「不必要な接近」や「用事があって接近でも、極度にお辛い」
過呼吸になったり、場合によって苛立ったり、あるいは涙ぐんだりもするほど
接近がダメ、と
一部のDoctorは気づいていらしたわけです
もちろん腕を組むシチュエーションも
手が触れるシチュエーションも「なかったから」羽鳥が落ち着いていたわけです
「(至近距離じゃないほうが快適ですよね)」
「はい」
「少し距離をとって歩きましょう」
「はい。とても助かります」
院内の静謐は「距離が離れている」から始めて芽生えます
たぶん万国共通です………..
適正距離から「じゃない」アタックは
泣かれても、殴り返されても、バッグで殴られても「ちっともおかしくない」
なんなら顔面を引っ掻かれても、なんにもおかしくないでしょう? 羽鳥から攻撃される前提でしょう?
羽鳥がお布団を ボスっボスに殴り続けていたのは
ストレス発散では微塵もなくて「布団が異物化しているから」「布団退治が要るから」「布団を引き裂くほどの必要性すらもあるから」(布団退治が必要な家って……….)
お布団が敵なのです
でも「まさかクッションレスの寝台」でも眠られない
お布団のクリーニングも検討したのですが
持ち帰って2日もすれば
再び布団に術でもかけられそうなのは事実で
届いた新品布団を攻撃された日など「新品ピカピカのお布団✨(安心)」→「襲われる」が、なにせ当日でしょう
清らかな洗い立てのお布団「なら襲う」が多い時点で
羽鳥綾はお布団をどうすればいいと
非の打ち所がない新品お布団ほど当日でも狙われる時代なら、どうすればいいと?