正しい怒り

正しい怒り。

4月の誕生石は、かつて「アクアマリンより高価です」
「エメラルドより高価ですよ当然」「場合によりサファイアより高値ですね!」と
言われてきました。その「12ヶ月の中で最も価格は高いです」と言われるダイアモンドは

そのただし書を含むからこそのDiamondです
誰も、手元1000円のダイヤモンドなんて待ってない。待ってなかった。

つまりは「アクアマリンより100分の一のお値段のダイヤ」とか
「サファイアの半分の価格以下のダイアネックレス」とか

そういう疑わしい。もとい「えい!既定価値を下げて無茶苦茶に…..!!!」 という価格破壊を実施された品は
私は嫌います。憂います。厭わしみます。
2円とか、待ってない。誰も2円の婚約枠指輪とか、サイトで、欲しがっていない。
奥様絶望で泣くと思う

「この指輪、2円で入手したけれど見えないでしょう。君にあげる」って
失敗するプロポーズの最高峰です

桜貝なのに3万とってるとか。
白蝶貝なのにジュエリーとみなしきってるとか。価格の取りすぎもありますけれども。

2円の高級茶器セットとか、待ってない。

本当に待っていないんです。溶出する色素は、とか、材質は、とか、洗ったら絵がはげてこないの?とか。
疑わしいのです。安すぎるっていうこと。疑いしか生まない価格は、中止して頂いて大丈夫です

食器は「溶出を嫌がる」ものです
洗ってもはげてこない。濁らない。灰色味を帯びない。黄色っぽさもない。
重すぎない。まして不可思議すぎる紋様も要らない。

「あのDiamondが2円」って
全フランスと全イタリアと全日本が、たじろぐし、笑うし、驚くし、嫌がるため

やめてほしいです

宝石は「本物であるか」を
輝きがあるかで判断したいです。そして輝き強いものをタイムセールでも2円にしないでほしいです
世界の天と地が、ほんとうの価値が、逆になりそう、をなん度も経験してる日本でも、やめてほしいです………………..


3万円以下のダイアはなくてもいい。
時に2万以下の素晴らしいトルマリンや、ブルートパーズには出逢いますけれど。

3万以下にダイアモンドなんて、街に登場しなくていいよ。と
4月の私でさえ、感情が空疎です。

神戸人には「ダイアモンドは祖母から、母から譲られるもの。本物を」

そして今回のBLOGの最大の趣旨は「亀の2円タイムセールが滅んだら、私は幸せなのに」でした

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