10代のフランスの思い出がなぜ身近にあるのか


多感な10代とは言いますけれど
もう何十年も前に訪れたフランスの記憶が、なぜ私にとって身近なのか
あまり合理的には説明できなく思うのだけれど

理屈ではなく「近い」のです

私には身近なのです。遡らなければいけないはずの記憶が、引き出しが、すぐそこ。
フランス語と、フランスのエピスリやスーパーマーケットを賑わせるFoodたちと
数々のケーキやお惣菜が。なぜか、とても、身近に感じられるのです。
ふっと瞬きしたら目の前にありそうなほど。

ラデュレの、整った赤いケーキに感動せず。
アンジェリーナのモンブランも、世界観が変わるほどのショックはなかったけれど。
路地裏のイングリッシュ風のティーサロンで、とてもおおぶりの(手のひらより大きな)レモンタルトを頂いた記憶も

薄れることはなく。隣にいたお客様の様子まで覚えてる。

それよりLUのお菓子のほうが幼い心にキラキラと感じられたのは
予想をくつがえすクオリティがスーパーマーケットに山のように、あったからでしょう
スーパーにですよ、香ばしい、ふんわりとまろやかな、祝福された感じのお菓子が多かったことは
いつまでも いつまでも記憶に残っている

正直、クスクスの風味は朧げになっているし
ファラフェルも食感ぐらいの記憶になっている

クロワッサンダマンドに感動したり
グラースに、ただクオリティの高さに打たれて。
ベーニュは2日に一度はお買いあげしてしまうほどお気に入りになって。


それでも、石畳と木々の囁きとMetroの気配と
フランスのBusを明るく乗りこなしてゆく感覚が、どうして、いまだ私にこんなに近いのか


悩む為の時間でさえ、なくとも
フランスの感覚が、ごく身近なこと、ご容赦くださいね

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