ささやかな、ささやかな庭


このサイトも、「ささやかな、けれど皆様に届く庭」
家の庭は、もっともっとパーソナルな「公開する必要のない、小さな小さな場所」

庭に関しては
ターシャチューダーの映画を見た時に「….これが庭?」という広大な
自然に満ちた空間を見て 感銘を受けましたが (すっぽりとポケットに入る、ひよこのような生き物も愛らしくて)

ここは日本、
あの、モネの睡蓮の庭の元になった場所や、ジヴェルニーとか、イギリス庭園とか、そういった
広大で 優雅な空気に満ちた大気を 私は全く自分のささやかな庭に今
求められないけれど

父は本当に「グリーンハンド」の持ち主で
父はプチトマト、きゅうり、ミント、ブーゲンビリア、ハイビスカス、などを
それは上手に機嫌が良い状態に育てあげていました。

私は、とても
あれぐらい威勢のいいハイビスカスを夏の間中

咲かせておく自信はない。 それでも

それなら私は何を、どのハーブを、育てよう? そう思考するのです。
ドライで十分なのはクミン、オレガノ、タラゴン。

フレッシュなハーブで欲しいのは
本当はローズマリーも、なのだけれど。なぜか私はローズマリーを上手に育てられない人、
街路樹であれほどにたくましいはずのローズマリーの姿なのに
私は 水やりをしても 機嫌が取れないのです、ローズマリーの。

ささやかな、ささやかなこの庭から。
いつか 共鳴するように豊かな植物たちが芽吹くだろうか、と

寄せ植えを選ぶにも一苦労の立地なのですけれど
(すばらしい花屋などは、とても遠くて)

どこか、寄せ植えの共演のように
音楽も協調しあって響いていてほしい、とは痛切に思うのでした


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