スペイン料理といえば、アヒージョとハモン。
スペイン音楽といえば、フラメンコ音楽。
フラメンコのすべて、という日本語の本を購入したことがあります。
見慣れぬ単語に心踊りました。もう20年近く前でしょうか。
書籍だけでも十分、心踊ったのだけど
そういえば「フラメンコの謡いに心を馳せる」目的で
中之島公会堂に歌い手さんの歌唱を聴きに行ったことがあります。
もしかすると母と聴きに行った…..ような?
それは高音でもなく
今の私のようなハイ・ソプラノの歌声でもなく
かといって痛切でかなしみに満ちているわけでも全くなく
カンテ・ホンド。
もしかするとprofond(プロフォン)と似ている単語かもしれないけれど
悲しい心地に引っ張られるのではなく
とっても強い、とっても芯の通った、とても揺らぎのない歌でした
この季節
寒くなってくると、時には、フラメンコ音楽で暖を感じるのも素敵かもしれませんね。
フラメンコ視聴の専門映像は
日本のサイトから寄せたことがあって
音楽的なクレッシェンドの方法が独特なので
何度も見ました
あの、揺らぎのなさ、余分なものを視界に入れない感じ、
なんの雑味も必要なく
不要になっている他人の言葉は自分で白く焼却する感じのあの芸術はとても好きです
ふと月曜に口にしたお菓子から
連想しての随筆でした
普段は思いつきの軽食で済ませることが多いです
完成品の品質が素敵だからこそ、3手間ぐらいで食べることが可能なわけですが
(そして重くなく美味しい)
素晴らしい、力強い風味といえば
そういえばこの秋には2回ほどだけ出会いました。
一度は、自分で予約をして。(満席の日もある、と聞いて嬉しくなって、先日付を)
もう一件は、自分の足で歩いていたら偶然に辿り着いた感じで。