10月12日
各地で予定されていた様々なイベントが、台風による影響でキャンセルとなっていること
ツイッターで読みました。
私の今日いる場所は、強めの雨にこそ降られるものの、
関東の方々の、のっぴきならない恐怖感や、川の増水、浸水などとは別の気候で
不思議な空を見たり、何匹も舞い飛んでいった燕?をみながら、
今日は、静岡や、関東方面の皆様のご無事を願う日として
静かに過ごしています。
昔の私は、自分の「その時の業種の同業者」について、
随分と、心狭い人間でした。
特に、レッスン業をする傍ら、
朝と昼に、遠方の店舗で、接客業に従事していた年月も、それなりに蓄積しているから
お客様に対して失礼にあたる態度、言葉、手の抜き方など、
あるいはお客様に対する不誠実、
それに仕事に対して誇りを持たない態度の先輩を見るだけでも
それはもう
ふつふつと内面で怒っているような、そんな人間でした。
接客の態度がいつのまにか一流になってしまった、そんな、副作用も、あるのかもしれない。
けれど、理不尽ですよね。
自分の仕事のやり方を、頭ごなしに否定されることって。
誰でも、気を悪くしますよね。
私が、私の人生で通ってきた、仕事を通して、身につけた性格と、ものの考え方は、
結局のところ「その業種ならでは」の追い込み方を
血肉として、習慣として、基礎として、私がもう「そうなってしまった」もの。
問題と解決をひとつのセットとして導くまでを、最短にするような思考も
私と同じ態度や、思考速度を、
他人に求めることの<非合理>をも感じて、今月も時々、立ち尽くします。
とはいえ、
間違いなく2018年の10月より、私は、霧から抜けた視界を見ていると思っている。
昨年も、当ブログで、神戸元町南京町の写真を「夜に浮かべるエメラルド」として載せました。
今年の同じ場所は、エメラルドというよりは、
もっと熱いものです。同じ場所なんですけれど。
写真では分かりにくいけれど「熱」と書いている。
情熱の「熱」ですね。
自分の、
それを正しく扱えるよう、新たな10月を迎えている羽鳥でした。