◾️◾️Maxi CD L’etoile (レトワール)好評発売中です◾️◾️
前回のレトワール創作エピソードは、
今年2020年5月の新作CDのレトワールが生まれる「前」のお話でした。
ですので今回は、CD「レトワール」そのもののエピソードを書きたいと思います。
通販サイトによって5月遅延が発生しておりましたCD郵送も、
そろそろ解消してきていると考えまして、お手元に到着したCDをどのように聴いていただけるか
とても楽しみに感じています。
L’etoile (星)は、フランス語の歌詞をたくさん使いましたが、
フランス語という言語の触れごこちが、意味を考えなくても、すっと入ってくるような
素敵な言語だなと私自身も感じています。
サラサラしていますよね、フランス語って。
明瞭で、語尾すっと消えるというか。
はい、どうぞ、オーダーはこれですね、の「ヴォワラ」ひとつを取っても、
小鳥がさえずるような音程のイントネーションで歌う、ケーキ店のおばあちゃんに
新鮮な驚きを感じたのをよく覚えています。
ヴォワラ、という響き自体を楽しんでいる音。
フランス人はほんとうにフランス語という言語が大好きですね。
Danser Ensamble
天空の最中を一緒に踊るように、という歌詞は
三部作の小説を読んだことで(地元書店のベストセラーコーナーにありました)
書き上げたもので
空を仰いだ時に誰かがバレエを踊っているような感覚。
そんな空想や誘いを言葉として採用させて頂きました。
とは言っても、結局、
書き手の思いを載せるというより
音楽で聴いた時、意味を考えるより先に浮かび上がってくる「その人が感じた情景」を
あなたの五感に浮かんでくる質感や景色を
何よりも大切にして頂ければ嬉しいと思っています。
Maxi CD L’etoile.
あとは、何度も聴いてくださっている方からのご感想などを
空間が浄化される感覚があるというご感想を
女性からも男性からも寄せて頂きました。
キラキラを部屋に撒いていますよね、というユニークなご感想があったのですが、
音楽できらめきを空気中に載せる、増やす、ということは
ピアノ演奏時わたしが続けていることではありますので、
オーケストラ編成になっても、その、空気中に銀細工が見えている感覚を継続できたのは
このCDでの、ひとつの成功体験になったように羽鳥自身、感じております。
このCDに必須の、なくてはならない、
素敵なメンバーのサイトへリンクを張らせて頂きます
◆Vocal. YUKA(u-full)
◆Tr.2 Arranger Tomotam
◆Recording Studio Studio D.C (Osaka)
◆Art Direction Daichi Funahashi(u-full)
You-tube
試聴&CD販売サイト
◆羽鳥あや BOOTH ショップ◆
BOOTH 羽鳥あや オンラインショップ
夜空の旅をどうぞお楽しみくださいませ。
最終回は、「ご感想編」にさせて頂きます。
寄せていただいた、素敵なお声をたくさん紹介させて頂きますので、よろしければお楽しみに*^^*
なお、前回の記事 レトワールL’etoile(星)を巡って が、
印象として暗いな?とお感じになった方がいらっしゃるかもしれませんが、
Maxi CD L’etoile そのものに
影は、ありませんので、どうぞご安心くださいね
そもそも「星の光」は、朝方には見えない。
帰宅する頃、ふっと目をあげた時、例えばビルを出たとき、無数の星に
どれだけ励まされてきたか知れない羽鳥としては、
「星」L’etoileに込めたものは、タロットの「希望」を意味する「星」のカードです。
音楽に込めるものは、その都度、「決める」ことができるので
このCD自体マイナスの要素は宿っておりません
何かを、ふっと眩しく見つめる時に
自分自身の背中にも羽を一瞬、感じられたらいい。そんな感覚をひっそり詞に託してもおります
このプロジェクトで、誰一人、体調に無理をしたり、例えば明け方に戦うようにコンソールに向かったり、
ストレスを感じすぎたり「しないで」
無理をせず仕上げる。ということが、私にとって、とてつもなく重要なポイントでした。
それは今回のMaxi CDで達成できたこと。です。素直に嬉しい作品なのです。
どうぞ気軽に楽しんでくださいませ
鈴の音、銀色と金色が見えてくるような、冬の物語を、CDを待ってくださっている方に、なるべく早く到着しますように*