皆様こんばんは。いったん落ち着きました、羽鳥です。真っ先に「相棒」となったのが
新しい暖房(置き型ヒーター)です。
動物を飼っていませんので
ペットがうっかり火傷するかも!という心配はないですし
ヒーター様(YAMAZEN twinheatPLUS DBC-J122)に、ありがたいと拝むような気持ちが。
ちゃんと効くヒーターってすばらしい。
(消したかどうか、外見の色では分からない機種ではあるのですが)
12月の最初の絶大なサポートが、暖房とは、ですね(苦笑)
もちろん生徒ちゃんの「にぱーっ」とした笑顔にも
暖炉の様な気持ちに、させて頂いています。今年も。
去年の冬も
その前の冬にも記憶はしっかりあって
去年の12月の
駆け込むように入った飲食店の
ポトフや、炒め物や、リゾット、水茄子のマリネ、ココア。
できたてのお蕎麦の味と電話の内容など
食べものに纏わる記憶も、
そのお皿が運ばれてきたとき何があったかも
ビストロで印象的なお皿の作り方を思いきって聞いたことなんかも
なんだかものすごく覚えています。
私を特記すべき点があるとしたら「記憶力」の一点に尽きるのかもしれない
あらゆることを(本当は忘れて良いことまで)克明に覚えていることで
数年に一度、記憶が、おなかいっぱいになります。
満杯。もう一滴も新しい約束はしたくない、という
これ以上の記憶は両腕に持てない、ってなるのです。3年に一度ぐらい。
それでも空を仰いで 困るだけで
わたしは記憶力が弱くなったりはあまりしませんので
短期集中的な解決法はなく
なんというか忘れるという才能がある人とは
違う人生を生きている
学習性無力感が長く続いていた気もするけれど
流石に2020は「まったくもって新しい年」です。
白紙からノートが始まった感じ。
白紙から始まっている感覚は、きっと、今、多くの方が2020は、そう
同じ方法で同じことがそれまでのペースで、動かない、できないから。
でも3年分ぐらいの冬が
それぞれ毎年、色が違っていて
喉元の痛みは
やがて誰かの手で、
べつの誰かの言葉で、あるいは新しい記憶で、優しい飲み物をひたすら重ねてゆくうちに
少しずつ癒えてゆくものだと
きちんと治ってゆくものだなと。実感として。
多くのはがゆさと重さを、気づけば、
ずいぶん洗い流されてきているような、癒されてきているような気持ちはあります。
羽鳥は他人に興味がないのではなく
記憶力が良すぎるんですね、たぶん。切り替えが得意じゃないし記憶を大事にしすぎる
わたしに言った本人が忘れている、ということは日常なのです。
約束だからとわたしに言って聞かせてきたことを、相手が忘れるのは日常。
それは誰から聞いたの、と(本人から聞いたから憶えているのだけれど)
誰から聞いたか知らないが、と言われたことも多々あり(だから本人から聞い、、、以下略)
なぜそう思ったの、その発想どこから来た、と、
そうアドバイスしてくれた本人から呆れられたら
時々こちらが悲しくなって。。(ご本人は覚えていてよ、という気持ちがあるのですね)
とにかく言葉を「はなす」ことができた方は
もしかすると忘れてゆき
言葉を「受け取った」わたしは
聖書に書き込むごとく刻んでしまうという
すごく困った習性があるのは間違いないと思い、ぽわんと遠くなった記憶を眺めます
辞典に名言を書き込まれた相手も
神様と間違えられた相手も
迷惑かもしれないな と さすがに気づくようになり。
せめて、人を、神様と間違えずに
生きてゆきたいと思うのでした。
理不尽だろうと思うのです。
神様だったらなんとかしてよ、なんて勝手に思われたとしても
だれも、神様ではないのだから。今年ももちろん、だれも、神様じゃない。
我が身をたすくのは、だと思います。
いくつもの12月の記憶が
時々ピアニッシモで訪問してこようとしてきたりすると
戦場のようだった温度の記憶もあるし
様々な感情の切なさも味わおうと思えばきりがないにせよ
わざわざ飛び込まないように気をつけている。今年はちゃんと「真っ白から」の感覚だから。
蓄積は、手のひらにたえず載せておかなくてもいいような気がする。
解決力って水面下に、いちばん大切な部分だけが残っている。
ありがたかった記憶も、ほろほろ、遠くは残っていますし。
12月、すこし可笑しかったのは一昨年かな、
真冬なのに苺大福やら
わらび餅やらを
クリスマスプレゼントがわりにくれようとした相手も
いたことを楽しく思い返したりします
冬の日のささやかな。
(「クリスマスプレとしての「苺大福」いかがですかー!」って、威勢のいいかけ声。だいぶ、すっとんきょうでいいと思う。実際カップルが大福をお買い上げしていました)
とにかく今年は新しい冬です。
なんにしても暖炉の温度が必要です
思ってもみなかったことばかりでしょう。
予定という予定が変わってしまう
皆様の周囲、皆様の勤務先が、真冬の荒波の温度とは思いたくない、わずかな祈りがたえずあります。
安全性を皆で高めてゆけますように
だれもが相手の立場と、思いと、体力、体質、状況を、なるべく互いに汲めますように
ケアをこまめに
安定して協力して泳ぎきれますよう。
うっかり風邪になりませんよう これぐらいまあいいかを減らせますよう
あたらしい12月の入り口に、ぽんと記録を置いておきます