いつもは訪れない花屋さんを覗かせて頂く機会があると急ぎ足でも
途端に心が華やぎます。快晴の日々に花が嬉しそうにして 小さな抹茶カヌレも観葉植物と同じグリーン色で
つい真っ先に目にしてしまう
街に花屋があるだけで ひかるものをそこに見つけることができる。そうしてここ4年があった気がします
街角で、あふれるように咲く花に目をとめることがありますか?
少し煮つまっていたのですが
通り道ではない場所で仕入れたミニブーケを真新しく飾ると
曲をつかまえることが なぜか容易になった不思議な感覚がします
見慣れない色彩が曲を応援してくれるよう。作風が変わったりして驚きます
花を飾っていると新曲が浮かびやすい と 私は再実感している秋です
キャットテールのような
しっぽに似た形があると必ず選んでしまいます(近年ずっとですね)
キャットテール、猫じゃらしのような形を目にすると自動的に ずっと昔
ぼくの地球を守って、のOVAで忘れがたいシーンがあるのですが(ピアノで幾度となく弾かせて頂きました)
さわさわと揺れる小麦のような
ひろがる麦畑のような印象を たぶんずっと憶えていて
現実の小麦だけでなく
キャットテールを見ると思いだしてしまうシーンがなぜかかならずあります。花屋で意識が
拡がる、そんな瞬間です。ついオレンジ色の花も気にかけてしまいます。
昨今
<自分をふたたび発見したい>という思いから
普段と違う場所、特別な場所に立ち寄らせていただくことを意識的に行動していて まっさらに眺めてみるのですけれど
皆様は「いつものカフェ」がいちばん特別な場所ですか?
どんな音色にも その水質に自分自身を再発見するものではありますけれど
つくづくと個人は自分というフィルターを通して「反映」をしている、まるで水の反映面のようだと気づくことばかりです
採点者がいない状態のピアノ演奏が私はいちばん好きかもしれません
水辺に行くと いつも素敵なご縁をいただくような気がするのですが
港をご案内した際 コンチェルトを見ることができ、めずらしい時間でしたが
心ふと解放されるあたたかさ、ライトアップに触れたとき 記憶に新たな景色が刻まれて
光写す水面と軽やかな人たちの足取りが
いつまでも景色として自分の中に残っています。
楽曲とは無関係ですが白いダリアも光っていて。
思いがけない宝物は、空の下で全力で咲いているダリアと蜜蜂(タイムリーに見かけて、無心にしばらく眺めていました)
快晴の空あるいは私には水のある場所(神戸も大阪も。せせらぐ水や舟があるところ)が 深呼吸に最適なエリアです
今月の曲たちの事と少し逸れたBlogでしたが、また綴らせて頂きますね