小雨、雨が止む、そしてまとまって降って、風が荒れる

2024年の「雨水」
21時過ぎから 風がずいぶん荒れています めずらしいなと
お家で 風の音を聞いています。


雨水・ 思い出される淡い淡い景色には、やわらかめの小雨とラナンキュラスのはず
なのですが

そうタイミングよく素晴らしいお花に出逢えるか、というと、
半信半疑で。つまり最高のお花に、すとんと出会ったりしないよね…と感じながら

一輪 薔薇を連れて帰りました。
6年目? 7年目? の 雨水。

いちばん美しかった雨水の記憶は
今いる「実家」とは違う 一人暮らしの家から近い場所の小雨、 春と冬が混じりあう季節
こじんまりとした樹や花を扱うお店があって

あの一人暮らしのお家は、底冷えはしたけれど
そして決して広くはなかったけれど

雪模様の暖簾で区切って、アネモネの花の絵と、波打ち際の絵を飾っていた
凍える家だったのですけど

凍える家を引き払おうとしている時に
ちょうどね、海と、波打ち際の、無人の、絵をかけていたんです。
劇版を終えた後だったと思う、



AAさんがMCトークで「奇跡は大切に」みたいなことを、ひとことは言っていた(ような気がする)
その奇跡に

人間の私が、何かをカウントするのであれば
人間じゃない側は何を奇跡カウントしているのか分からない、と今でも思うけど


盗み見られたものを、見たから、と真似されていても
それは「コピーされた」に過ぎなくて。

「一緒」と言われても 「それは、atoriが真似されただけです」と
返すしかない日々だったのだけれど

例えば髪型とか
例えばスカートとか

例えばコンガとか。


ブルーベリーのベーグルとか。


黒スカート、一着とか。
あらいぐまラスカルとか。
フィッシュボーンとか。


真似してみたよ、とおっしゃられて
一緒でよかったと私は感じる人ではなかったけれど


もし奇跡なら。
波打ち側の絵を飾っている、ひとりの家に。

波打ち際を歩む者が美しいものを見る という歌に遭遇して

回路がつながってしまった日と
回路繋がってしまった 空間を


あの日ぐらいは いまだに「奇跡」と呼んでいていいのかも
少なくとも羽鳥は偶然の偶発の ニアミスで 出逢いと思い込みました。


その2月の奇跡から
ずいぶん時が経っても
やわらかい包装紙と 綺麗なイヤリングは 「ガーリー」の灯火が小さくあって

その灯火の名前「ルリエ」を スペルを

誰かが絶叫もの?の心地で三文字を見ていた、というのは
多分誰も かたらない話になるのでしょう

私、羽鳥は、Relie (ルリエ)という言葉に見覚えは何もなかったから。
見覚えないんです。
つまり私由来の言葉でもなんでもなかった。由来があるのは別の人だそうで


瑠璃絵って本来、綺麗な言葉ですのにね?
CI さんにとって重要な単語としか私には分からないのですよね


この言葉の真相は 特殊集団「観る/視た」組のお二人に もう この三文字は返します
羽鳥は部外者ですから。。

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