YesでもNoでも答えられない問いのことー桜

 

小春日和の1月、あたたかさに驚くほどだったので、ふと春色をイメージして綴りました。

ほぼ日記のような<Poesia>です

 

 

ナパージュに ふちどられた果物

チェリータルトには 最初にときめく

フラワーペタルに理由もなく惹かれて足を止めて

 

 

ボタニカルが流行しはじめるころ

閉じ込められた花たちの鮮やかさに心が浮く

手に取れる植物たち

 

 

ローズの花びらが、ピアスやイヤリングに変化することも珍しくなくなって

白すぎない薄紅色 ガラス質の艶

八重の桜並木と、さくらんぼの洋酒漬けが無条件に好きで

 

 

<アマレーナ>も無意識に

桜色と藤色をジャケット写真に閉じ込めていました。

 

 

固定しなくても良いもの

本能的にグラデーションの春色

生きているからこそ、移ろう

透明から桜色を越えて青を帯びる

 

 

幾つの記憶のドアを無視しなくても

どんな楽曲を選ぼうとも

 

 

少なくとも いつだってわたしは桜色が好きなのだけれど

 

 

 

わたしは

何をそれほどに迷っているのだろう

 

 

関連記事

  1. New tone, (Pieces of the P…

  2. 春の花チューリップ

    春の花屋に

  3. 9月最終日を目前に。なんとか「はじまる日曜」

  4. 重陽の月、満ちてゆくころ。

  5. 季節の心象。スケッチ…伊丹の帰りに

  6. 2月の満月日です

2019年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031